左遷錬金術師の辺境暮らし 感想 ★★★★★
辺境でのんびりと支部を再建していくのも……悪くないか。
性格が悪すぎて辺境に左遷された、天才錬金術師の男が主人公の辺境スローライフ。 左遷される理由に納得感しかなく良い。 追放ものとか左遷ものは理由に納得感があるかないかと、その後の物語や世界観が緻密に作り込まれているか、に相関があると思っていて、理由に納得感がない時点で読む気が失せてしまう。 元々は理由に納得感がない作品が多かった気がするが、最近は納得感ある作品が増えてきてる気がする。追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。(Amazonリンク)とか追放僧侶の賢者タイム(Amazonリンク)、とか勇者パーティーをクビになったので故郷に帰ったら、メンバー全員がついてきたんだが(Amazonリンク)、とか。左遷錬金術師含め、どの作品も追放・左遷後も楽しみで作品を追えている
コメディとしても日常ものとしても主人公や周囲の成長ものとしてもストレスなく楽しめる。 コメディ要素だと、使い魔の黒猫のヘレンとの会議とか、本部長一門の弟子たちとの掛け合いが好き。 日常物としては、休日に釣りに行ったり、弟子の三人娘と食事に行ったり、錬金術師の仕事の合間に裏庭でバーベキューしたりと、日常のスローライフを謳歌してるのを眺めるのが好き。 成長物としては、王都での出世競争から外れて辺境で暮らすようになってから主人公のジークの性格がだんだん丸くなっていく過程とか、主人公の助言とか指導で錬金術師として周囲の人たちが成長していく過程とかが好き。
妹弟子のゾフィー推し。辺境のリートに異動して来てジークとの絡み増えないかな。流石に無理かなぁ
独身貴族は異世界を謳歌する(Amazonリンク)、とか、バスタード・ソードマン(Amazonリンク)、とかが近い読後感。最強能力を持った男が主人公だがその能力を戦闘とかでひけらかすわけでもなく日常を謳歌している、主人公含め登場人物それぞれが生き生きとしている、恋愛要素はなくはないがメイン要素ではない、あたりが共通してて、疲れた時とかにその異世界の日常を眺めてたくなる