負けヒロインが多すぎる! 感想 ★★★
負けてこそ輝く彼女たちに、幸いあれ。
負けヒロイン達に焦点を当てた学園もの青春ラブコメ。7巻読了時点までの感想。 元々アニメで知ってはまって、続きが知りたくて原作小説にも手を出した作品。 メイン負けヒロイン3人はそれぞれ負けるのも納得な残念さがある一方で、生き生きとしていて魅力的でもある。あと負けヒロイン達と温水との掛け合いのテンポが良く、コメディとしてもとても楽しめる。
以下は7巻までのネタバレあり(開く)
負けヒロイン達の中では特に焼塩檸檬が好き。1巻の、檸檬が体育倉庫に閉じ込められた後に訳わかんなくなって服を脱ぎ出すシーン好き。スポーツ系美少女の日焼けあとの破壊力やばい。挿絵だけでも凄く良かったが、声と色と動きがついたアニメの該当シーンは破壊力増し増しで良すぎる。 檸檬にスポットライトがあたった6巻もとても良かった。陸上部で走り続ける選択をしたこと、全力でわがままになる決意をしたこと、で精神的に一皮剥けた感がある。元々は底抜けに明るくて無垢、という印象だったが、陸上部で走り続ける選択をしたあとは無垢さが控えめになり積極性?魔性?が増してより魅力的になっている。檸檬が自分の武器に自覚的になって積極性を発揮したら数多の男を手玉に取れそう。そんな檸檬が見たいような見たくないような。他の男はさておき、温水を手玉に取って温水の感情を揺さぶってほしい気持ちはある。見たい。あと、陸上部をやめて温水となんだかんだ付き合い共依存になっていくのもみたい。IFルートどこかでやらないかな。
6巻までは面白すぎてやめ時が見つからず一気に読み進めるほどハマっていた。ただ、7巻で温水が犯罪かつ他人に多大な迷惑をかけかねない行為をしていたのがどうしても相容れず、7巻読了時点で一旦止まっている(評価の星3の理由も、面白くなかったからではなく7巻時点で止まっているから)。元々一線を引いて負けヒロイン達にも深く介入しなかった温水が、負けヒロイン達が輝けるように手助けをするようになっていく成長が見られ、成長した積極性が発揮されて負けヒロインを手助けしたことで犯罪かつ迷惑行為になりかねない騒動を起こした、のだとは思う。また、朝雲さんの盗聴描写とか位置情報追跡とかはコメディとして楽しめていたので、犯罪行為自体が受け付けないわけではなく、他人に多大な迷惑をかけうるのを厭わないのが個人的な地雷だと改めて実感。
メイン負けヒロイン3人含め生き生きとした魅力的なキャラクターが多いのと、負けヒロイン達と温水の掛け合いもとても好きなのと、負けヒロイン達と温水の関係の終着点は気になるので、また何かのきっかけで8巻以降も読むとは思う。
ちゃんと好きって言える子無双(Amazonリンク)が近い読後感。こっちはまだ負けてはいないが、やや残念な部分もある負けそうなヒロイン達が魅力的。コメディとしても楽しめる。あとはやがて君になる 佐伯沙弥香について(Amazonリンク)とかも。こっちは本編での負けヒロインだった佐伯沙弥香に焦点を当てた話。全3巻完結で、佐伯沙弥香が報われる3巻が最高に良かった。 あとは負けヒロインが多すぎる!の影響なのか時系列関係はわかっていないが、最近は負けヒロインに焦点を当てた作品も増えてきている印象。バイト先が負けヒロイン達の溜まり場になった(Amazonリンク)とかラブコメ漫画に入ってしまったので、推しの負けヒロインを全力で幸せにする(Amazonリンク)とか。負けヒロインも報われてほしいという気持ちがあるのでそういう作品増えるの良い。