くたばれ愛しの魔術師ども 2巻 感想 ★★★★

1巻に引き続きバトルもラブコメも楽しめて面白かった! 吸血シーン含め、ピナの可愛さが溢れていてよかった。好意をちゃんと伝えられるヒロイン好き ピナが敵の学園に1週間囚われる、となったときはどうなることかと思ったが最終的にむしろそれを逆手に取る展開になっていて良かった

学生達の頂点である序列一桁の4位、5位、9位の能力の一端が見れたのも良かった。序列一桁の能力がそれぞれ別方向での底知れなさを感じられて良い。特にハルハナの六面賽子は『理解不能』の名に相応しい底知れなさで良かった。六面賽子の挿絵も素晴らしかった。敵であの能力だったら絶望感しかないが味方なので頼もしい。あとは序列9位さんの日本人との確執も笑った。あの能力を見たら日本人皆同じ感想持つと思う

一つだけ気になったのは、疫病個体の設定が強すぎない?設定としてはほぼヴァンパイア。日光に弱いなどの弱点がない、数秒で傷が塞がる、おそらく不老不死、疫病個体になることで能力も強化される、吸血も嗜好的なもので必須ではない、人間の血を吸うだけでその人間を疫病個体にすることができる、疫病個体にした相手は眷属扱いで絶対服従、人間に混じって生活しても疫病個体と見破られない、という。なぜまだ人間が滅びず、むしろ疫病個体が息を潜めないといけない程度の力関係で留まっているのかが不思議。学生の序列5位のハルハナが都市レベルの疫病個体の集団を滅ぼせたらしいので、天蓋世界の魔術師の上澄みの強さが疫病個体拡大の抑止力になっている?うーんでもハルハナと同格以上の魔術師が複数いるなら、逆に疫病個体が滅んでいないのが不思議かも

次巻以降も楽しみ